巨大地震の被害想定発表 2021年12月21日

巨大地震の被害想定発表 2021年12月21日

昨年、2021年12月21日に内閣府から、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害予測が発表されました。

内閣府 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 の気概想定について【被害の様相】令和3年12月21日より

太平洋の日本海溝や千島海溝沿いで巨大地震が起きた場合、
北海道と東北地方を中心に最悪で、およそ20万人の死者が出るという被害推計を内閣府が発表しました。

想定された地域は、北海道から岩手県にかけての広いエリアに対して、
沖合にある千島海溝と日本海溝沿いを震源として、それぞれの巨大地震が起きた場合の被害想定です。

最大でマグニチュード9クラスの地震高さ30メートル近い津波が想定されています。

今回、その大地震発生を起点におおつなみの発生、それらによる被害がどれぐらい出るのかを内閣府が推計、発表しました。  
最も被害が大きいのは冬の深夜に起きたケースです。
最悪、日本海溝沿いの地震で19万9000人、千島海溝沿いの地震で10万人が死亡します。  

建物は最大で22万棟が全壊・焼失します。  

内閣府 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 の気概想定について【被害の様相】令和3年12月21日より

今回は、寒冷地特有の被害も盛り込まれました。  
「低体温症」でいのちを奪われます。 
津波から逃れても、その後の寒さで、最大で4万2000人が低体温症で死亡する恐れがあります。  


いのちを守るためには、一刻も早く早くより安全な所に避難すること、
耐震対策された、高い建物に逃げ上がることが重要です。

正常性バイアスで、逃げ遅れる、いや、逃げない人がいても
自分はすぐにリスク回避の行動に! 
空振りになってもいい練習になる。 そう思ってほしい。
それが出来れば、実際に発災した時、守れる いのち は8割多くなる。

【チェックポイント】生き抜くために
◆エリアチェック
・自分の住んでいる地域が対象範囲に入っているか?
・自分、家族の職場、学校などが対象エリアに入っているか?
・通勤、通学エリアも含んで考えよう。

◆対象エリアに入っていたら
・大地震が発生した直後、逃げる方向、ルート、建物を決める
 実際に、具体的に決める。ハザードマップも見ながら現地を歩いてみる。
 ;本当に通れる道ですか? いざという時、ゲートは空いていますか?

◆逃げることが出来たらすぐ必要なものは?
・日常の常時携帯品以外に必要なものは?
・ちなみにいつも何を持っていますか?
 携帯スマホ、バッテリー、その他は?

・持っててほしいもの直後用
 →体温コントロールシート(アルミシートなど)
 小型LEDライト、救急絆創膏2~3枚、飴ちゃん
 全部、100円でも買えるもの。

 ※他にもいろいろ書きたいけど、重くなってしまうので
 これだけは、是非、持っていてほしい。

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