大船渡市のFさんとの出会い
大船渡市から提供いただいた「東日本大震災」の記録写真をもとに、
いのちを守るatプロジェクトJAPANが動画に致しました。
動画のもとになる大船渡市を津波が襲ったときの写真を頂くことになったのは、
その数年前に浜松の防災展示会で、大船渡市の職員のFさんとお話ししたのがきっかけでした。
あの時何があったのか
地震発生時、職員のFさんは、市庁舎におられたそうです。
Fさんは、市職員であると同時に消防団員でもあり発災直後、どの様に行動しようか迷ったそうですが、
市職員としての振る舞いに徹したそうです。
そして、時間がたち被害の大きさに打ちのめされる中、
Fさんの自宅も津波に覆われてしまったことがわかりました。
お父様もその津波の犠牲者となってしまいました。
Fさんのご自宅は、市街地の中では新しく開かれたエリアで、
チリ地震の時には津波が到達しなかったところだったそうです。
津波警報が防災無線でけたたましく流されたとき、
海岸線のちかくの住民の方々をはじめチリ地震で津波が到達した地域の方々は
いち早く避難を始めたそうです。
津波はここまで来ない
しかし、お父様のエリアの方々は、
「このエリアは、津波が来ない。。」と考えていたようです。
そのため、
逃げ遅れたのではなく、逃げなかったのです。
Fさんは、絞り出すように語ってくれました。
どんなところなの、大船渡市
岩手県の沿岸南部に位置し、三陸復興国立公園の代表的な景勝地として知られる碁石海岸や三陸沿岸の最高峰五葉山県立自然公園など、自然豊かで風光明媚な人口約4万人のまちです。
昭和35年のチリ地震津波では国内最大の被災地となりましたが、市をあげて復興に取り組み、水産業、窯業、木材加工業などを中心に発展しました。
このような中、平成23年3月11日の東日本大震災により、今までに経験したことのない甚大な被害に遭いましたが、この類を見ない災害を乗り越え、市民一人ひとりが幸せを感じ、誇りを持てるまちとして再生するため、市民一丸となって復興に向けて取り組んでいます。 (大船渡市ホームページより)
#OOFUNATO TSUNAMI
お問合せ先
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
https://imp-japan.org
https://cma-atmama.org
Share this content:
コメントを残す