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「積雪急増で「空き家」が危ない いきなり崩壊“雪の塊”も(2022年12月19日)」
【IMPJ K講師のコメント】
今年も世界各地で、大雪、寒波による被害が多く伝えられています。
日本では、九州四国地域でも雪の被害が出ており、日本全国どこで雪害に
襲われてもおかしくありません。
公共交通機関が止まり移動が出来なくなった時、車の移動中に立ち往生した時、自宅にいても停電になったときなど、さまざまな状況への備えが必要です。
近年の雪害の増加傾向、豪雪地帯を取り巻く状況から、豪雪地帯対策基本計画(国土交通省)の見直しが行われました。
データを見ると、豪雪地帯では全国平均を上回る割合で高齢化が進んでおり、雪害による死者数も年々多くなっています。雪下ろしなどの除雪中の事故の割合が多く、除雪を担ってくれる若い世代が少ないことも事故が多い要因であることがわかります。
一方で、日本の国土面積の半分以上を占める豪雪地帯には、日本を支える農林業面積の多くを占める地域でもあります。
また、日本特有の雪質は海外から見て魅力的な観光資源でもありますが、
雪を活用した冬季観光に向けた事業や支援を実施していない地域がまだ多いようです。
個人では各人ができる雪害への対策をしっかりと行い、政府や各自治体では道路の除排雪体制の整備、雪下ろしの際の命綱アンカーの助成など、人々の暮らしと命を守る対策を期待します。
同時に、この雪を観光資源、エネルギー(雪冷熱エネルギー)として活用することで、プラスに転換し、雪と上手に付き合うことができる未来が来ることを期待しています。
お問合せ先
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
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