被災経験を活かした“ものづくり”
【開発の背景】
東日本大震災の発生の際、ガソリンなどの燃料は入手困難になりましたが、
各家庭に設置された、LPガスは比較的被害が少なく使用可能なものが沢山ありました。
しかし、LPガスを燃料とする発電機は非常に少なく十分な電力を確保することができませんでした。
この教訓を生かし、LPガスとガソリンの両方が燃料として使用できるハイブリッド非常用小型発電機「ELEON」を開発しました。
【推奨のポイント】
LPガスで発電可能なこの非常発電機を発災時に使用するとしたとき、
その燃料となるLPガスの有無が心配となる。
全国の都市ガスとLPガスの使用状況を見たとき、現状、都市ガスの普及率が高い都市部にあってもLPガスが使用されている。
このため、大地震が起点となってガス配管の損傷により長期的に復旧が望めない中で、被災地内で調達可能なプロパンによる発電が可能となる。
また、ボンベに収められたガスを使うという点も被災地で使用することを考えるとガソリン、灯油などを使用することに比べ安全性が高いと言える。
【 関連情報 】
経済産業省資源エネルギー庁の平成18年のプロパンガス消費実態調査によれば、プロパンガスの世帯消費量が都道府県で違うことが分かる。
都道府県別に比較してみると、プロパンガスの消費量のランキングは、
1位が埼玉、2位が神奈川・大阪、3位が千葉、4位が奈良、5位が静岡であった。 都市ガスの普及は人口の割合が多い東京や大阪、京都が100%と上位だが、
都市ガスが普及しているのにもかかわらずプロパンガスの消費が高い都道府県でもあります。
【製品情報】
【IMPJ紹介】製品名称
家庭用・単相出力 Sシリーズ 製品名称 及び 業務用・三相出力 シリーズ
製造販売元
〒104-0033 東京都中央区新川1-16-8 EKSビル3F
株式会社エレオ
tel.03-5542-0861 fax.03-5542-0871
ホームページ https://www.eleon.co.jp/
地域の防災セミナーについて
お問合せ先
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
https://imp-japan.org
https://cma-atmama.org
Share this content: