キッズ防災リーダー検定試験
IMPJは、小学生向けにキッズ防災リーダー検定試験をオンラインで実施しています。
是非、子供たちに受験して防災に対する学びを深めてほしいと思います。
実際どのような問題が出題されているのか、
解いてみて頂きたいと思います。
出題される練習問題を毎週、1~2問を掲載していきたいと思います。
キッズ防災検定試験の練習問題⑩
町の中で地震がおきたら、身を守るために壁や自動販売機、電信柱に身をよせる。
いのちを守る行動選択として、上記の行動は、好ましいか、好ましくないか。
好ましい場合は、 〇 を 好ましくない場合は、 × を選択してください。
正解は、次回の投稿をご覧ください
練習問題⑨の回答
正解は、× です。
【問題】学校で遊んでいるとき、友達がすべりだいの上から落ちてしまった。
全身を強く打って、たおれたまま動かないので、友達といっしょに、すぐに保健室へはこんだ。
【解説】友達がすべり台から落ちた場合、全身を強く打って動けない状態になっているかもしれません。このような場合、保健室に連れて行くのは正しい対処法です。
保健室で保健の先生に診てもらい、必要に応じて救急車を呼ぶこともできます。
しかし、高い場所から落ちた場合は、骨折や脊椎損傷などの重傷を負っている可能性があるため、
動かさずにそのまま待つことが重要です。
参考資料1 すべり台での事故事例と防止対策(スポーツ庁)
すべり台での事故を防ぐためには、以下の点に注意することが大切です。
- すべり台の手すりや突起物に引っかからないよう、服装や持ち物に注意する。
- すべり台の周りには危険物がないか確認する。
- すべり台の下には他の子供がいないか確認する。
- 順番を守るよう指導する。
参考情報2 応急処置について
応急処置をする
けがをした際の代表的な応急処置に「RICE処置」という方法があります。
- Rest(レスト/安静に)…けがした部分を安静にして動かさない
- Ice(アイス/冷やす)…ビニール袋に氷を入れたものや保冷剤などで冷やす
- Compression(コンプレッション/圧迫する)…出血や腫れを抑えるため、包帯やテーピングで圧迫する
- Elevation(エレベーション/高く上げる)…出血や腫れを抑えるため、けがした部分を心臓より高い位置に保つ
処置が早いほど、けがをした後の症状を軽く抑えることができます。
さらに傷の治癒を早めます。
けが人への応急処置の際、素早く的確に動けるように「RICE処置」を頭に入れておきましょう。
応急処置後は、けが人の様子をしっかりと観察し、状況に応じて医療機関を受診するなどの必要な処置をしましょう。
地方独立行政法人 さんむ医療センター(理学療法士 石毛 和吉)からのお知らせより
講師派遣のお問合せ先
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0287-74-5129
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