被災地での口腔ケアって何ですか?

被災地での口腔ケアって何ですか?

口腔ケア―で大切ないのちを守る

「被災地での口腔ケアは、本当に大切なことなんですよ」

と、岡山から支援に駆け付けた歯科医師が教えてくれました。

能登半島地震から2カ月が経ち、

岡山県歯科医師会の災害歯科支援チーム(JDAT)が石川県輪島市内で活動しているんです。
この支援チームのリーダーである歯科医師の水川正弘さん(62)は、2018年の西日本豪雨で自身も被災者となった経験を持っていて、

被災地での口腔ケアの重要性を訴えているんですよ。

避難所での生活では、水が使えないことが多いんです。だから、口腔ケアが後回しになってしまうこともあるんです。でも、それはとっても危険なんです。口の中で細菌が増えることで、

誤嚥性肺炎や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まるんです。

それに、歯周病の進行は糖尿病などの持病を悪化させることもあるんですよ。水川さんは「口腔ケアは、本当に命に関わることなんです」とおっしゃっていました。

輪島市では、避難所を訪問して、口腔ケアの啓発や指導を行っているんです。
特に高齢者を中心に、優しく声をかけて、必要な支援物資を提供しているんですよ。

入れ歯の調整をした後、高齢者が、、、

「今夜はご飯が食べられる」と喜ぶ姿は、水川さんにとっても忘れられない思い出なんだそうです。

災害は、いつ、どこで起きてもおかしくありません。だから、歯科医師は往診などで診療所以外でも治療できるんです。だから、避難所などで困ったことがあれば、ぜひ頼ってもらいたいと水川さんはおっしゃっていました。

災害時の口腔ケア対策として、水が手に入らない場合は

ウエットティッシュで歯と歯茎をふくだけでも効果があるんです。

水が手に入る場合は、高速で水流をつくるうがいを行うことでリスクを下げることができます。また、非常持ち出し袋に歯ブラシや歯磨き剤、入れ歯洗浄剤を入れておくことも大切です。

被災時には、口腔ケアを忘れずに行って、自分の「いのちを」を守りましょうね。


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