希望を運ぶレール:東日本大震災、JR東日本物流の復興物語

希望を運ぶレール:東日本大震災、JR東日本物流の復興物語

2011年3月11日、東日本を襲った未曾有の大地震。
その時、株式会社ジェイアール東日本物流(JR東日本物流)は、社会インフラを支える使命感と、鉄道輸送の強みを活かし、復興へのレールを力強く走り始めました。

震災発生直後:緊急物資輸送と「救援列車」の運行

地震発生直後、JR東日本物流は、髙橋 眞社長の陣頭指揮の下、全社を挙げて緊急物資の輸送を開始しました。

「被災地へ、一刻も早く物資を届けなければ!」

社員たちは、家族の安否も確認できないまま、トラックや鉄道に乗り込みました。

特に、JR貨物と連携して運行した「救援列車」は、鉄道輸送の強みを最大限に活かした取り組みでした。

トラック輸送が困難な地域へも、鉄道を使って直接物資を輸送することができました。

その結果、食料、水、医薬品、毛布など、約1,500トンもの緊急物資が、被災地へと届けられました。(JR東日本グループ CSR報告書 2011年度より)

鉄道施設の復旧:地域の足を取り戻す

津波で甚大な被害を受けた鉄道施設。JR東日本物流は、線路や駅舎の復旧作業にも積極的に参加しました。

「一日も早く、地域の足を取り戻さなければ!」

社員たちは、昼夜を問わず復旧作業に打ち込みました。

その結果、約8割の区間で、震災発生から1ヶ月以内に鉄道の運行が再開されました。(JR東日本グループ CSR報告書 2011年度より)

鉄道の早期復旧は、物資輸送だけでなく、被災者の移動手段の確保にも繋がりました。

被災者支援:温かい手を差し伸べる

JR東日本物流は、物資輸送だけでなく、人的な支援も行いました。

社員たちは、ボランティアとして避難所での炊き出しや物資の仕分け作業に参加しました。

また、被災者向けの無料手荷物配送サービスを実施するなど、きめ細やかな支援を行いました。

「何かできることはないか?」

社員一人ひとりが、被災者のためにできることを考え、行動しました。

復興支援:未来へのレールを繋ぐ

震災から10年以上が経過した現在も、JR東日本物流は、復興支援を続けています。

被災地の産業復興を支援するため、地元の特産品を輸送する取り組みや、観光客誘致のためのツアー企画・実施など、様々な活動を行っています。

例えば、**「はこビュン」**というサービスでは、被災地の新鮮な魚介類や農産物を、新幹線で全国へ輸送し、販路拡大を支援しています。(JR東日本物流 ウェブサイトより)

「被災地の未来のために、私たちは走り続ける」

JR東日本物流は、これからも復興へのレールを走り続けます。



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